㈱B&EP代表(元ビルボードジャパンCEO)が語る「再雇用の残酷すぎる現実」と
誰もが持つ定年後儲けられる可能性

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その「再雇用」、本当に安泰ですか?

40・50代が直面する「定年後の真実」。
大企業でビルボードジャパンを作った著者が人事担当役員などにヒアリングしまくった誰も語らない現実とは。定年後儲けられる魂の提案書!

第1章 サラリーマンは定年についてどう思っているか?

第2章 日本の企業文化と日本特有の定年制度、世の中の流れは更なる定年延長

第3章 日本の会社風土の現状と私が育った風土

第4章 定年は 4 つ、寿命も2つ、実は定年後は 30 年あるのを知っていますか?

第6章 重要な 60 歳から 90 歳までの「30 年家計簿」の作成

最終章 大事なことは家族を安心させること

なぜいまこの本が必要か?

いま、日本のサラリーマンは大きな転換点を迎えています。団塊ジュニア世代が次々と定年を迎え、かつてない数の人が"第二の人生"に突入しようとしています。しかし、多くの人が会社のために全力を尽くしてきた一方で、定年後の具体的な準備をしていません。「再雇用で安泰」という幻想にすがる人も少なくありません。

ところが、再雇用は給料の大幅減、仕事の裁量縮小など"居場所の喪失"を意味することが多いのです。その時、人は初めて「自己的人生をどう生きるのか」という問いに直面します。

準備がなければ、不安と後悔に押しつぶされてしまうかもしれません。

逆に、40代・50代のいまから準備を始めれば、定年時に選択肢ができ、定年後の30年は"最も自由で楽しい時間"に変えられる可能性は高いのです。

本書はそのための具体的なヒントと実践法を、著者の経験と数多くの実例から導き出しました。「なぜ、いま準備が必要なのか?」――その答えが、ここにあります。

希望に満ちた夕陽

著者プロフィール

北口正人氏

北口 正人(きたぐち まさと)

株式会社B&EP代表取締役社長

元ビルボードジャパンCEO

1961年5月、大阪府高石市のコンサバティブな村に生まれる。 小さい時から「だんじり祭り」とともに育つ。大阪府泉陽高校に入学、堺市と姉妹都市米国バークレー市に交換ボーイスカウトとして派遣され短期滞在中にGraham Central Stationにカルチャーショックを受け黒人音楽に傾倒。

和歌山大学経済学部経営学科卒業。元株式会社阪神コンテンツリンク代表取締役社長。

現職
  • • 株式会社B&EP 代表取締役社長
  • • Penske Media Corporation ビジネス開発アジア担当
  • • 大阪音楽大学 客員教授
役職
  • • 一般社団法人日本ガストロナミー学会 アカデミーメンバー
  • • 日本ライブレストラン協会会長
  • • International Promoters Alliance Japan 副代表
  • • 一般社団法人日本飲食団体連合会理事
  • • 一般社団法人日本地方創生協会特別顧問

メディア出演実績

テレビ・ラジオ・新聞・雑誌などでの豊富な出演実績

主なメディア出演

2019.3.22 朝日新聞 小林武史対談

2020.1 J-WAVE TOKYO MORNING RADIO

2020.7.29 FORBES JAPAN CEO'S LIFE

2022.1.28 産経新聞 夕刊 一聞百見 上中下

テレビ
  • • 2020.1.15 テレビ神奈川 ドレミファイル
  • • 2020.1.20 サンテレビ しごとびと
ラジオ
  • • 2009.10.2 FMT SOUND IN CROSSROARD
  • • 2019.12.26 FM大阪 TALKING with THE BOSS 著書 Billboardを呼んできたサラリーマン取材
  • • 2020.1.8 FM ココロ AFTERNOON DELIGHT
  • • 2020.1 J-WAVE TOKYO MORNING RADIO
  • • 2020.2.6 KISS FM KYOTO AIR LOUNGE
  • • 2020.2.7 FMココロ THE MAGNIFICENT FRIDAY Billboard live 横浜開業
  • • 2020.2.18 ABCラジオ 著書 Billboardを呼んできたサラリーマン取材
  • • 2020.12.1 FMココロ CIAO 765 THE SHOW MUST GO ON ゲスト
  • • 2019.12.18 FM ココロ ビルボードプレミアプラス
  • • 2019.12.21 FM横浜 Travelin'
新聞
  • • 1996.11 産経新聞 ピープルインメディア
  • • 2019.3.22 朝日新聞 小林武史対談
  • • 2000.7.6 朝日新聞 夕刊 おとなの遊び場になった
  • • 2000.7.6 産経新聞 大阪ブルーノート10周年
  • • 2000.7.8 日経新聞 大阪ブルーノート10周年
  • • 2006.7 産経新聞 都まるかじり
  • • 2006.8 産経新聞 ビルボードライブ大阪開業
  • • 2020.2.27 夕刊フジ 著書 Billboardを呼んできたサラリーマン取材
  • • 2020.3.14 大阪日日新聞 上質な音楽届ける 夢結実、新事業に挑戦
  • • 2020.3.17 大阪日日新聞 地域総合
  • • 2020.5.10 毎日新聞 文化の森
  • • 2020.11.16 毎日新聞夕刊 ライブレストラン協会
  • • 2020.11.22 神戸新聞 コロナ禍でのライブレストランの展望は
  • • 2022.1.28 産経新聞 夕刊 一聞百見 「堅い会社」発音楽事業 上
  • • 2022.1.29 産経新聞 夕刊 一聞百見 大物ジャズメン続々招聘 中
  • • 2022.1.30 産経新聞 夕刊 一聞百見 夢実現 会社員だからこそ 下
  • • 2022.2.7 産経新聞 デジタル 一聞百見 夢実現 会社員だからこそ
雑誌
  • • 2011.2.19 米国Billboard紙 Billboard Japan Music Awards Name Exile Artist Of The Year
  • • 2019.4.15 アエラ 小林武史対談
  • • 2020.4.3 HOTERES 著書 Billboardを呼んできたサラリーマン取材
  • • 2020.6.10 財界 経営写
  • • 2020.7.29 FORBES JAPAN CEO'S LIFE
WEBメディア
  • • 2008.8.4 大阪21世紀協会 多士彩才 西梅田から音楽コンテンツ事業を発信
  • • 2020.2.19 ニュースイッチ 鉄道会社らしからぬ戦略で成功した 阪神電鉄の「ビルボード事業」
講演
  • • 2019.11 関西生産性本部 経営塾
  • • 2020.3.12 マーケティング コミュニケーション エグゼクティブ インターナショナル 大企業で新規事業を成功に導く方法
  • • 2020.11 関西生産性本部 経営塾
  • • 2020.12.1 大阪大学 イノベーショントーク
  • • 2021.8.27 神田昌典対談 ダントツ
  • • 2021.11 日本経営合理化協会
YOUTUBE
  • • 2021.4.8 ビルボードジャパンの戦略】音楽業界にみる、今後のビジネスチャンス《北口正人Billboard JAPAN CEO》

講演・研修実績

企業・団体での講演・研修を多数実施しています

30+
講演実績
1,000+
参加者数
経営塾・幹部育成組織

経営トップとの問答セミナー

「Billboard JAPAN」事例を活用

大企業で新規事業を成功・成長させる実践ポイントや、会社員だからこそ活かせる立場・稟議の通し方を解説。

製造業(技術開発)系企業

研究開発部門向け 新規事業実装セミナー

技術開発部門を対象とした事業化推進

社内アセット×外部連携で事業化を推進する手順を共有し、「Billboard JAPAN」に学ぶ成功パターンを紹介。

小売・百貨店系

立場を活かした事業創造セミナー

会社員の強みを活かした新規事業創造

会社員の強みを活かして新規事業を形にするプロセスを、実例ベースで分かりやすく提示。キャリアへの波及効果までを具体的に示す。

業界団体(観光・リテール関連)

グローバルビジネスを成功に導く人材セミナー

多文化・越境環境での成果創出

多文化・越境環境で成果を出す人材像と組織設計を整理し、実務に落ちる育成ポイントをレクチャー。

主な講演テーマ
大企業における新規事業のつくり方と成功ポイント

社内稟議・意思決定の通し方、組織横断の進め方

Billboard JAPANの立ち上げに学ぶ社内起業のリアル

「会社員だからこそ」できる実行術

「サラリーマンが定年後ストレスなく働き・生きる」ための人生計画

再雇用に縛られない、自分らしい生き方の作り方

定年時に選択肢を持つための40.50代から身につけるべきノウハウのすべて

60歳以降の人生を作るための、キャリア後半の戦略

40代・50代のあなたへ

定年後の人生を変える具体的な方法を今すぐ手に入れませんか?

サンプル章

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はじめに

出版の動機は友人が役職定年でノイローゼになったこと

長年勤めた大手メーカーで、57歳で役職定年を迎えた先輩がいた。彼は役職も部下も失い、元部下の部下にあたるポジションとなり、周囲の態度も冷たくなったことを感じた。

机はかつての部長席のままだったが、60歳で正式に定年を迎えると給料は大幅に減額され、仕事の内容も変更になった。那時の自身を高く評価してくれていると思っていた上司からも「新しい部署で頑張れ」と突き放すような言葉をかけられ、昇進した元部下からは表面上は敬語ながら軽んじられるような扱いを受ける日々に心を折られたようだ。

彼にとって人生のほとんどは会社に尽くす日々であり、家庭に対して後ろめたさを感じつつも「出世」(役員への昇格)を最優先かって来た結果、いざ役職を失うと「人の人生を返してほしい」と漏らすような内容で絶望していた。

変わりゆく環境に適応できず、彼は最終的にノイローゼとなり、私たち友人からの連絡も断ち、社会とのつながりを絶ってしまった。この出来事は私にも強い衝撃を与え、今後の自分の人生を見つめ直すきっかけにもなった。

私は阪神電鉄に1984年に入社し、村上ファンドの買収劇で阪急電鉄に買収され、最後は阪急阪神ホールディングスの社員として60歳でサラリーマン人生を終えた。幸運にも尊敬する上司の山崎登氏に出会い、ブルーノート事業の責任者に任命され、当時としては子会社の役員に最年少で就任した(そう山崎から聞いている)。山崎のもとで通常のサラリーマンとは異なる経歴を積むことができ、経営者として鍛錬する機会に恵まれた。

しかし、山崎が退任し、買収劇がおこり、大好きな役員たちも退任するとアゲンストの風が吹きまくった。そして、若い時から燻っていた会社への考え方が芽を拭きだし、サラリーマンとしての生き方に確信のようなものが生まれてきた。59歳の時に上梓した「ビルボードを呼んできたサラリーマン」は、その考え方を書いたものであり、自身の今までのサラリーマン人生を肯定できるものであった。

30年近く子会社の経営責任を担ってきたのでストレスも大きかったが、普通のサラリーマンとは違った道を歩んだことになる。私も先輩同様、人生の最も長い時間を捧げる場となったのは家庭ではなく会社での生活で、数十年にわたり懸命に働き会社に貢献してきたものとしては、彼のような終わり方は余りにも残酷であると思った。

こうした経験から、サラリーマンが役員を目指し、家族を支えるために尽力し、仕事のために多くのものを犠牲にしても、役員になれない場合は定年とともに立場が一変し、やがては存在価値に向き合わねばならないときが訪れる。そこには喜びもあれば不安や悩みも伴うが、私はこの経験で「サラリーマンには定年後の新たなステージを幸福に過ごすための準備が必要だ」と改めて感じるようになった。

会社一筋で働き続けてきた人ほど、役職を失ったときの喪失感は大きく、今後の人生にどのように意味を見出すかが重要だと。本書では「定年後、君たちは大丈夫なのか?」と題して、40~50代のサラリーマンに行ったアンケートや実例をもとに、彼らが抱える不安や悩みを取り上げ、解決のための準備や成功・後悔事例を紹介していく。

定年後に充実した生活を送るためには、「会社の呪縛から解き放たれる」、「しっかり計画を立てる」、「社会貢献のためのビジョンを持つ」、「支え合える友人を持つ」といった要素が重要である。今や定年後の人生は65歳までではなく、90歳まで30年もあると見据える時代。

まずは本書を通じて、これから定年後の新しいスタート地点に今後立つ読者に、まずは気づきを与え、前向きな未来を描くためのヒントや知識を提供し、充実した還暦以降の生活を迎えるサポートをしていくことが、本書の最大の目的である。

推薦コメント

実際に本書を読まれた方々からの推薦文

"本書を推薦いたします。"
コシノジュンコ
デザイナー / 文化功労者

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